Building Development

賃貸ビルは長期安定収益を目指した事業です。当社は賃貸オフィスビルと賃貸マンションの開発で多数の実績があり、オフィスでは80棟超・マンションでは東京建築賞(東京都建築士事務所協会主催)を3回受賞等数々の実績があります。

当社はビル開発に伴う、全ての業務を行います。

Subject
  • 開発プロデュース

    土地のポテンシャルを最大限引き出します。まず敷地周辺エリアの市場を調査し、競合となるオフィス・マンションを分析します。敷地を踏まえ、最も競争力のあるプランを検討し、建築企画プランをご提案します。
    土地取得から資金調達サポート、建築企画プラン、事業計画、設計、工事監理、テナントリーシング、運営管理から長期修繕・リノベーション対応まで、ビル開発に伴うすべての業務を一貫してご提供します。
  • 建築設計

    感動する建築、見た瞬間に素晴らしいと思えるビル(オフィス・マンション)を設計します。

    地域で最も高い賃料を設定できるビルを設計します。 長期的に価値が持続し、稼働率の高い賃貸ビルを設計します。

  • ワンストップ

    当社は新規ビル開発に伴う、全ての業務を行うことができます。

    「勝てるビルしか創らない。」をモットーに、ビル開発・建築設計・運営管理を30年以上の長きにわたって行ってまいりました。PM(プロパティマネジメント)・BM(ビルメンテナンス)・テナントリーシングを手掛けているからこそ、どのようなビルが求められているのか、賃料をとれるのはどんなビルかがわかっています。

Our Business

サービスの特長

  • ボリュームプラン設計思想

    当社のオフィス・マンションは、長期に渡って価値と競争力を持続しつつ賃貸スペースもしっかり確保した、効率とデザインに配慮した建築を目指しています。そのためには、レンタブルを高めるだけの設計では不十分で、多くの開発実績から導き出された設計思想が必要となります。
まず市場分析に基づいた面積の設定から始めます。マンションであれば、単身向けが家賃が最も高いと思われがちですが、それ以外の面積帯の方が高いエリアも存在します。そこで狙う面積・家賃帯を慎重に設定します。建物に相応しいエントランスの面積、天井高さの確保、法令制限等の解釈を考慮して容積を最大化した空間の構成を検討します。当社はその際、整形な空間・全体のデザインにとことん拘ります。幾何学と構造を駆使して、理想のプラン・デザインを実現します

  • 選ばれるビルのデザインと
    競争力

    当社で設計するオフィスは、テナントに選ばれるビルを開発するという思想のもと、外観・エントランス・水回りなどの細部までこだわり抜いて設計されています。デザイン性・機能性・耐久性を兼ね備えた高品質なオフィス空間を提供し、企業のブランド価値を高めるとともに、長期的な資産価値を維持できる環境を整えています。外観やエントランスは、企業の第一印象を左右する重要な要素であり、洗練されたデザインと高級感のある共用部が、訪れる人に安心感と信頼を与えます。
また、LED照明や省エネ空調、高性能ガラスなどの最新設備を導入し、快適なオフィス環境を実現。テナントの満足度を高めることで、長期的な稼働率の安定と収益性の向上につながる競争力のあるビルを提供します。マンションでは、躯体放射冷暖房を導入して一年中快適な温湿度を実現した建物もあります。一時的な市場動向に左右されるのではなく、質の高い建物をつくることで、将来にわたって入居者に選ばれ続けるオフィス・マンションを目指しています。

  • ワンストップサポート&
    安心の管理体制

    当社は、開発から設計、運営管理、リノベーションまでを一貫してサポートする体制を整えています。ビル開発後は、資産価値の維持やテナント対応など、多くの管理業務が発生しますが、当社はワンストップの対応によりオーナーの負担を軽減。プロパティマネジメントやサブリースにも対応しており、オーナーが直接テナント対応を行うことなく、安定した賃貸収入を確保できる選択肢も提供しています。
    また、適切なメンテナンスや市場動向に応じた運営戦略により、長期的な安定経営を支援。ワンストップサポートにより、安心して本業や事業成長に集中でき、資産価値を最大限に活かすことが可能です。

対応業務例

  • 市場分析と建築企画プラン

    敷地周辺エリアの市場を調査し、競合となるオフィス・マンションを分析します。そこで最も効果的な貸室面積を検討の上、建築企画プランを計画します。

  • 設計・ゼネコン見積査定

    建築企画プランを基に基本設計、実施設計を進めていきます。価値の持続する外観・内観を調和のとれた建築として提案します。構造・設備と打ち合わせを行い、詳細の図面を作成します。

    図面が確定したら、ゼネコンから相見積もりをとり、査定を行います。

  • 賃貸運営の最適化サポート

    ビル開発後の入居者誘致や契約管理、運営の最適化を支援。 ターゲットに応じた適切なリーシング戦略を提案し、安定した稼働率と収益性を確保します。運営方式もご提案します。

    また、共用会議室や耐震機能など、企業が求める設備の活用を最大化し、長期的に選ばれるビル運営を実現します。

  • 売却・出口戦略の提案

    当社の開発したビルは、市場価値を維持しやすい設計・管理が強み。

    開発後の資産運用を見据え、最適な売却タイミングや出口戦略のアドバイスも可能です。将来的な資産価値を最大限に活かし、法人の不動産戦略を支えます。

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運営管理に関するご相談やご質問がございましたら、
お気軽にお問い合わせください
Projects
Voice
  • これは本当に売り物ですか? 投資用とは思えないほど、デザイン・設備の完成度が高いビルでした。

  • 企業の顔としてふさわしいオフィス。立地の良さに加え、洗練されたエントランスや設備が決め手になりました。

  • 長期的な資産価値の高さに納得。将来の売却を見据えても、安心して保有できる物件です。

  • テナントがすぐ決まり、運用のしやすさを実感。立地と設備の良さが競争力につながっています。

  • サブリースで管理の手間なく、安定収益を確保。オーナーとしての負担が少なく、安心して任せられます。

  • 立地・仕様ともに理想的な投資物件。このクオリティで、この場所なら長期的に運用できると確信しました。

Flow
  • 1

    お問い合わせ・ご相談

    お電話またはWebフォームからお問い合わせください。ご希望のエリアや物件の条件、入居時期などをお伺いし、最適なオフィス選びのサポートを開始します。
  • 2

    物件のご提案・
    現地見学

    ご要望に基づき、豊富な物件情報の中から条件に合うオフィスをご提案します。実際の使い勝手や雰囲気を確認するため、現地見学の調整もスムーズに行います。
  • 3

    ご契約・お手続き

    サービス内容・費用にご納得いただけましたら契約を締結。綿密なスケジュール管理のもとでスムーズにPM業務をスタートし、オーナー様への定期報告を実施いたします。
  • 4

    引き渡し・
    運用サポート

    サービス内容・費用にご納得いただけましたら契約を締結。綿密なスケジュール管理のもとでスムーズにPM業務をスタートし、オーナー様への定期報告を実施いたします。
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オフィスリノベーションのポイント(後編)見せる配管で実現するデザインとコスト削減

前編では、築古ビルの魅力を活かすリノベーションの考え方を紹介しました。後編では、その考え方を具体的な空間づくりに落とし込む「見せる配管」に焦点を当てます。施工費や工期を抑えながらデザイン性を高められる理由や、導入時の注意点、失敗しないためのポイントを解説します。築古オフィスビルの価値向上や空室対策を検討しているオーナーの方は、ぜひ参考にしてください。 どんな人向け?- 築古オフィスビルを低コストでリノベーションしたいオーナー- 空室対策につながるデザインの工夫を知りたい方- 見せる配管のメリットや注意点を知りたい方 本コラムのポイント- 見せる配管は、施工費や工期を抑えながらデザイン性を高められる- 配管の見せ方次第で物件の印象や競争力が大きく変わる- デザインだけでなく、安全性や維持管理まで考えた計画が重要 結論見せる配管は、設備を隠さないことで工事費や工期を抑えながら、築古ビルならではの魅力を引き出せるリノベーション手法です。一方で、デザインだけを優先すると、メンテナンス性や快適性に影響する場合もあります。長く選ばれるオフィスにするためには、見た目だけでなく、運用や維持管理まで見据えた計画が欠かせません。 後編では「見せる配管」を中心に解説しています。築古ビルの魅力を活かすリノベーションの考え方や、ミニマルデザイン、インダストリアル・テイストについて知りたい方は、前編もあわせてご覧ください。 あわせて読みたい: [ オフィスリノベーションのポイント【前編】築古ビルを低コストで魅力的な空間にする方法 ] 目次「見せる配管」とは?見せる配管が選ばれる3つの理由デザインで失敗しないコツ導入前に確認したいポイント見せる配管の施工事例まとめ 「見せる配管」とは? 見せる配管とは、空調ダクトや給排水管、電気配線などを天井や壁の中に隠さず、そのままデザインの一部として活用する手法です。以前は設備をできるだけ隠すことが一般的でしたが、現在では配管やダクトをあえて見せることで、開放感のある空間を演出するデザインが増えています。 特に築古ビルでは、天井裏のスペースが限られていることも少なくありません。天井をスケルトンにすることで高さを確保でき、実際の面積以上に広く感じられることも大きな特徴です。また、前編で紹介したインダストリアル・テイストとも相性が良く、既存の建物を活かしたリノベーション手法として多く採用されています。 見せる配管が選ばれる3つの理由 見せる配管は、おしゃれな空間を演出するためだけのデザインではありません。オーナーにとっても、コストや運用面でさまざまなメリットがあります。 1.施工費を抑えられる 通常の内装工事では、配管やダクトを隠すために天井下地や石膏ボード、クロスなどの仕上げ工事が必要になります。一方、見せる配管ではこれらの工程を減らせるため、施工費を抑えやすくなります。もちろん設備を露出するための塗装や仕上げは必要ですが、全面的な天井工事と比べるとコストを削減できるケースが多くあります。 2.工期を短縮しやすい 施工工程が少なくなることで、工期を短縮しやすいこともメリットです。工事期間が短くなれば募集開始を早められるため、空室期間の短縮にもつながります。オーナーにとっては、単に工事費を抑えられるだけでなく、賃料収入を早く回復できる可能性があることも重要なポイントです。 3.メンテナンスしやすい 設備を隠さないことで、点検や修繕がしやすくなることも見せる配管の特徴です。漏水や設備の不具合が発生した場合でも原因を把握しやすく、天井を解体する必要がないケースもあります。また、将来的に空調設備や電気配線を更新する際も工事範囲を抑えやすく、長期的な維持管理コストの削減につながります。 デザインで失敗しないコツ 見せる配管は、設備を露出させれば完成するものではありません。配管の見せ方によって、空間の印象は大きく変わります。 配管やダクトの色を統一する 配管の色がバラバラだと、まとまりのない印象になってしまいます。黒やグレー、白など空間全体のデザインに合わせて塗装することで、設備が空間になじみ、統一感が生まれます。 照明と組み合わせて演出する レール照明やスポットライトは、見せる配管との相性が良い設備です。照明器具の位置を変更しやすいため、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。また、配管やダクトに光を当てることで、立体感のある空間を演出できます。 設備を見せすぎない 設備をすべて露出させれば良いというものではありません。配管やダクトが複雑に交差している場合は、一部だけを見せる方が空間はすっきり見えます。 デザイン性を高めるためには「どこを見せて、どこを隠すか」を考えることが重要です。 導入前に確認したいポイント 見せる配管は、コストやデザイン性の両面でメリットがありますが、導入前には確認しておきたいポイントがあります。見た目だけを優先すると、完成後に使い勝手や維持管理で後悔する可能性もあります。 安全性や法令への対応を確認する 配管やダクトを露出させる場合でも、建築基準法や消防法などの基準を満たさなければなりません。特に、スプリンクラーや火災報知設備、非常照明などの位置は、デザインとのバランスを考えながら計画する必要があります。また、築古ビルでは設備の老朽化が進んでいるケースもあるため、既存設備をそのまま活用できるかどうかも事前に確認しておくことが重要です。 メンテナンスしやすい設計にする 設備が露出している分、点検はしやすくなります。ただし、ホコリや汚れが目立ちやすくなるため、清掃しやすい高さや配置を考慮して設計することが大切です。また、空調ダクトでは結露対策も欠かせません。保温材の施工や排水計画まで含めて検討することで、長期的な維持管理コストを抑えられます。 ターゲットとなるテナントに合わせる 見せる配管は、すべてのテナントに適したデザインとは限りません。例えば、IT企業やデザイン事務所、クリエイティブ業種では好まれる傾向がありますが、士業や医療関連などでは、落ち着いた内装が求められることもあります。リノベーションでは流行を追うのではなく、ターゲットとなるテナントのニーズを踏まえた空間づくりが重要です。 見せる配管の施工事例 見せる配管は大規模な改修だけでなく、部分的なリノベーションでも取り入れられます。例えば、天井をスケルトン仕様に変更し、ダクトや配管をブラックで塗装したオフィスではレール照明を組み合わせることで、シンプルながら印象的な空間を実現しています。 また、コンクリート壁や鉄骨をそのまま活かし、木目調の家具や観葉植物を組み合わせることで、無機質になり過ぎないバランスの良いオフィスに仕上げた事例もあります。 ここで共通しているのは、設備だけを目立たせているわけではないという点です。配管・照明・内装・家具をトータルで計画することで、空間全体に統一感が生まれます。 .img { margin: 0 auto; width: 850px; } .img-name { text-align: center; } 「見せる配管」イメージ図 まとめ 見せる配管は、設備を隠さないという発想によって、施工費や工期を抑えながらデザイン性を高められるリノベーション手法です。さらに、点検や設備更新がしやすくなるため、長期的な維持管理の面でもメリットがあります。一方で、デザイン性だけを優先すると、安全性や快適性を損なう場合もあります。大切なのは「おしゃれだから採用する」のではなく、建物の特徴やターゲットとなるテナントに合わせて取り入れることです。築古ビルのリノベーションでは、既存設備を上手に活かすことが、コストを抑えながら競争力を高めるポイントになります。 あわせて読みたい: [ オフィスリノベーションのポイント【前編】築古ビルを低コストで魅力的な空間にする方法 ] 執筆者紹介 株式会社スペースライブラリ プロパティマネジメントチーム 飯野 仁 東京大学経済学部を卒業 日本興業銀行(現みずほ銀行)で市場・リスク・資産運用業務に携わり、外資系運用会社2社を経て、プライム上場企業で執行役員。 年金総合研究センター研究員も歴任。証券アナリスト協会検定会員。 2026年8月6日執筆

オフィスリノベーションのポイント(前編)築古ビルを低コストで魅力的な空間にする方法

築古オフィスビルのリノベーションでは「古いものを新しくする」ことだけが正解ではありません。近年は、建物が持つ素材や構造を活かしながら、コストを抑えて魅力的な空間をつくる手法が注目されています。本コラムでは、低コストでも競争力を高められるリノベーションの考え方や、ミニマルデザイン、インダストリアル・テイストを取り入れるポイントについて解説します。築古ビルの価値を高め、空室対策につなげたいオーナーの方はぜひ参考にしてください。 どんな人向け?- 築古オフィスビルの資産価値や競争力を高めたいオーナー- コストを抑えながら空室対策につながるリノベーションを検討している方- 今のニーズに合ったオフィスデザインの考え方を知りたい方 本コラムのポイント- 既存の素材や構造を活かすことで、コストを抑えながら物件価値を高められる-ミニマルデザインやインダストリアル・テイストは、築古ビルの魅力を引き出す有効な手法である-リノベーションは見た目だけでなく、工期や将来の運用まで見据えて計画することが重要である 結論築古オフィスビルのリノベーションでは、建物を新しく見せることだけが目的ではありません。既存の素材や構造を活かせば、コストを抑えながら競争力のある空間を実現できます。ミニマルデザインやインダストリアル・テイストは、その考え方を形にする代表的な手法です。重要なのは、デザイン性だけでなく、工事費や工期、将来の運用まで見据えて計画することです。建物の魅力を活かしたリノベーションが、資産価値の向上につながります。 目次築古オフィスビルは「古さ」を活かす時代へ低コストでも今っぽく見せる3つのポイントインダストリアル・テイストが選ばれる理由まとめ 築古オフィスビルは「古さ」を活かす時代へ 築年数が経過したオフィスビルをリノベーションする際に「古いものをすべて新しくしなければ競争力は高まらない」と考える方は少なくありません。しかし、近年はその考え方が変わりつつあります。建築資材や人件費が上昇するなか、既存の建物が持つ素材や構造を活かしたリノベーションが注目されています。その主な理由は次のとおりです。改修コストを抑えやすい:既存の素材や構造を活かすことで、全面改修より費用を抑えられる物件の個性を演出できる:建物本来の魅力を活かし、競合物件との差別化につながるテナントニーズに合いやすい:企業のブランドイメージに合った空間づくりが評価されやすい工期を短縮しやすい:施工範囲を限定できるため、募集開始までの期間を短縮できる投資回収を早めやすい:空室期間の短縮により、家賃収入の回復も期待できるこのように、リノベーションは「いくら費用をかけるか」だけでなく「どれだけ早く投資を回収できるか」という視点も重要です。 低コストでも今っぽく見せる3つのポイント 築古ビルを魅力的に見せるために、高価な設備や豪華な内装は必ずしも必要ではありません。近年評価されている空間には、3つのポイントがあります。 1.ミニマルデザインで「引き算」の発想を取り入れる コストを抑えながら、洗練された印象を演出できる手法です。従来のリノベーションでは、壁紙や天井材を新しく張り替え、できるだけ新築に近づける考え方が一般的でした。一方で現在は、装飾を増やすのではなく、不要なものを減らして空間を見せるという考え方が主流になっています。例えば、壁や柱のコンクリート面をそのまま活かしたり、色数を抑えた内装にするだけでも、空間全体に統一感が生まれます。施工範囲が少なくなるため工事費を抑えられるだけでなく、余計な装飾がないことで建物本来の素材感も際立ちます。このように、コストを抑えながらデザイン性も高めることができます。 2.建物の素材をデザインとして活用する 築古ビルには、次のような新築にはない魅力があります。 コンクリート打ちっぱなし レンガ壁 金属素材 OSB合板 鉄骨  以前は隠すことが一般的でしたが、現在ではこれらを空間デザインの一部として活用するケースが増えています。もちろん、劣化した状態をそのまま残すわけではありません。必要な補修やクリア塗装を施したうえで素材感を活かすことで、施工費を抑えながら独特の雰囲気を演出できます。 3.「未完成感」が柔軟なオフィスを生む 工期や改修コストを抑えながら、将来のレイアウト変更にも対応しやすくなります。一見すると意外ですが、近年は完成しすぎない空間にも注目が集まっています。壁や天井をすべて仕上げるのではなく、一部をあえて見せることで、テナント自身が棚を設置したり、レイアウトを変更したりしやすくなります。特に成長途中の企業では、組織の拡大に合わせてレイアウトを変更する機会が少なくありません。最初から自由度を持たせた空間であれば、将来的な改修費用も抑えられます。さらに、仕上げ工事が減ることで工期も短縮でき、空室期間の短縮にもつながります。デザイン性だけでなく、運用面でも合理的な考え方といえるでしょう。 インダストリアル・テイストが選ばれる理由 前章で紹介した「ミニマルデザイン」「素材を活かす」「未完成感」といった考え方は、近年のオフィスリノベーションで人気を集めるインダストリアル・テイストにも共通しています。インダストリアル・テイストとは、工場や倉庫をイメージしたデザインスタイルです。コンクリートやレンガ、鉄骨、ダクトなどを隠さず、建物本来の構造や素材を活かすことが特徴です。 もともとは、欧米で使われなくなった工場や倉庫を低コストで再生したことから広まりました。現在では、その無骨な素材感やシンプルなデザインが評価され、オフィスや商業施設でも広く採用されています。 インダストリアル・テイストの特徴特徴空間にもたらす効果コンクリートや鉄骨を見せる建物本来の素材感を活かせる装飾を抑えたデザイン洗練された印象を演出できるモノトーンを基調とした配色空間に統一感が生まれる開放的なレイアウト広く使いやすいオフィスになる こうしたデザインが支持される理由は、見た目のおしゃれさだけではありません。【主なメリット】工事範囲を抑えられるため、施工コストを削減しやすい建材の再利用により、廃材の発生を抑えられるESG・サステナビリティへの取り組みとして企業価値の向上にもつながる環境配慮を重視するテナントから評価されやすい 一方で、インダストリアル・テイストは「無骨であれば良い」というものではありません。コンクリートや金属素材だけでは冷たい印象になりやすいため、木材や観葉植物、温かみのある照明を組み合わせ、デザイン性と快適性のバランスを取ることが重要です。 オーナーが意識すべきなのは、流行を追うことではなく、ターゲットとなるテナントに合った空間をつくることです。こうした考え方が、物件価値や競争力の向上につながります。 まとめ 築古オフィスビルのリノベーションでは「古いものを新しくする」という発想だけでは十分とはいえません。既存の素材や構造を活かしながらミニマルデザインやインダストリアル・テイストを取り入れることで、コストを抑えつつ競争力のある空間をつくることができます。重要なのは、見た目だけを変えることではなく、工事費・工期・運用まで含めて最適な投資を考えることです。 後編では、低コストでデザイン性を高められる代表的な手法である「見せる配管」を中心に、メリットや導入時の注意点、実際のリノベーション事例について詳しく解説します。あわせて読みたい: [ オフィスリノベーションのポイント(後編)見せる配管で実現するデザインとコスト削減 ] 執筆者紹介 株式会社スペースライブラリ プロパティマネジメントチーム 飯野 仁 東京大学経済学部を卒業 日本興業銀行(現みずほ銀行)で市場・リスク・資産運用業務に携わり、外資系運用会社2社を経て、プライム上場企業で執行役員。 年金総合研究センター研究員も歴任。証券アナリスト協会検定会員。 2026年7月16日執筆

NEWS日本橋堀留|共用部・設備・アクセスに優れたオフィスビル

NEWS日本橋堀留は、人形町通り沿いに位置する基準階約167坪の中規模オフィスビルです。複数駅を利用できる交通利便性に加え、開放感のあるエントランス、柱のない整形に近い貸室空間、3か所の出入口、32台の機械式駐車場、カード・静脈認証によるセキュリティなど、日常の使いやすさに配慮した設備を備えています。本コラムでは、NEWS日本橋堀留の共用部・貸室・設備・交通アクセスについて、入居検討時に確認しておきたいポイントを中心にご紹介します。 目次NEWS日本橋堀留のコンセプトと外観共用部・設備から見る本物件の特徴交通アクセスと周辺環境物件の概要 NEWS日本橋堀留のコンセプトと外観 本ビルは、日本橋エリアの中央を縦断する「人形町通り」の角地に建つ地上10階建てのオフィスビルです。白い御影石とガラスを組み合わせた外観は、2008年の竣工以来、定期的な防汚コーティング施工など計画的なリニューアルを経て、現在も高い品位を保っています。流行に左右されない普遍的なデザインと適切な設備更新こそが、私たちが良好なオフィス環境を維持するために守り続けているこだわりです。本ビルの特徴であるエントランスは、2方向からのアクセスを可能にし、動線の柔軟性を高めています。天井高7,200mmの風除室と、それに続く3,600mmの天井高を確保したエントランスホールは、訪れる者に圧倒的な開放感を与えます。 共用部・設備から見る本物件の特徴 エントランス:開放感とセキュリティを両立した空間 エントランスは単なる入口ではなく、来訪者の印象や入居企業への信頼感にも影響する空間です。天井高7,200mmの風除室は、開放感のある空間を演出しています。総ガラス張りの第一ゲートを抜け、その先に設けられた「第二のセキュリティーゲート」へ至る動線は、重要拠点としての防犯性と開放感の両立を図っています。この空間設計は、入居企業が顧客と対峙する重要な場面においてその信頼性を際立たせます。拠点としてふさわしい、確かな佇まいです。 .imgs { display: flex; justify-content: center; margin-top: -30px; } .img { margin: 0 10px; } .img p { text-align: center; } エントランスホール:明るく開放感のある共用空間 風除室を抜けた先に広がるのは、天井高3,600mmのワイドなエントランスホールです。入口から差し込む自然光と照明が調和し、明るく落ち着いた空間を演出しています。高級感のある素材選びだけでなく、日々の清掃と維持管理まで行き届いたこの場所は、入居企業のイメージを支える重要な要素であり、競合物件との明確な差別化要因となっています。 .imgs { display: flex; justify-content: center; margin-top: -30px; } .img { margin: 0 10px; } .img p { text-align: center; } 共用廊下:働く人に配慮した共用空間 多くの物件において、共用廊下は単なる通路として軽視されがちです。しかし、テナント従業員が毎日必ず通るこの場所は、入居企業のブランドイメージや働く環境の質にも関わる重要な空間であると私たちは考えています。当物件の共用廊下には、質感の高い上質なカーペットを敷設しました。清掃の行き届いた空間に加え、広い採光窓から自然光を取り入れることで、明るく開放感のある共用空間を実現しています。清潔感や明るさのある共用部は「働く環境を大切にしている企業」という印象にもつながり、テナント様のブランドイメージを支える要素の一つになります。 .imgs { display: flex; justify-content: center; margin-top: -30px; } .img { margin: 0 10px; } .img p { text-align: center; } ・安心を支える先進のセキュリティー先にご紹介した写真にも写っている通り、当物件では快適さのみならず、オフィスとしての安全性も徹底しています。フロア出入口のカード式に加え、専用室出入口に静脈認証装置を設置しました。気温や体調の影響を受けにくく、スムーズな認証が可能なため、利便性とセキュリティの両立を図っています。 トイレ・水回り:快適性に配慮した設備 水回りは、テナントの満足度を左右する最も重要な設備の一つです。男性用・女性用ともに白のインテリアで統一し、ガラススクリーンを用いることで視覚的な開放感を演出しました。特筆すべきは、人感センサーによる自動化された照明・換気システム、そして最高級ネオレスト便器の採用です。日常的に利用する設備だからこそ、快適性と使いやすさに配慮した仕様としています。 .imgs { display: flex; justify-content: center; margin-top: -30px; } .img { margin: 0 10px; } .img p { text-align: center; } ワークスペース:無柱空間による高いレイアウト自由度 1フロア約167坪の無柱空間を採用しており、レイアウトの自由度が高いことが特徴です。また、東・南面からの2面採光により、開放感のあるオフィス環境を実現しています。フロア面積:4階~9階 各167.89坪出入口:3か所設置床仕様:OAフロア完備 .imgs { display: flex; justify-content: center; margin: -30px 0 50px; } .img { margin: 0 10px; } .img p { text-align: center; } 交通アクセスと周辺環境 オフィスを評価する際、建物のグレード以上に重要なのが「立地」です。日本橋堀留町という場所は、ビジネスの中心地として最適解と言えます。人形町駅(日比谷線・浅草線):徒歩約3分小伝馬町駅(日比谷線):徒歩約5分水天宮前駅(半蔵門線):徒歩約6分馬喰横山駅(都営新宿線):徒歩約7分東日本橋駅(都営浅草線):徒歩約7分地下鉄4線5駅が徒歩圏内にあることは、通勤や営業活動のしやすさにつながります。日比谷線・浅草線の直通運転により羽田空港や成田空港へのアクセスも良好なため、国内外への移動機会が多い企業にとっては業務を支える立地条件の一つとなります。周囲にはコンビニエンスストアや銀行、郵便局などの公共施設や飲食店も充実しています。また、ビルが面する「人形町通り」には、江戸時代から続く老舗も多く、下町風情の気取りのなさが働く人々の心にゆとりをもたらします。利便性と落ち着いた街並みを兼ね備えたこのエリアは、従業員にとっても働きやすい環境といえるでしょう。本物件が位置する人形町エリアの市場動向については、以下のコラムでも詳しく解説しています。あわせて読みたい: [ 人形町駅周辺のオフィス賃料相場|坪単価の目安とエリアの特徴を解説 ] 物件の概要 当物件は快適なオフィス環境を支える設備を備えています。全32台の機械式駐車場はすべて大型車に対応しており、社用車管理をビル内で完結できる点もこの物件の強みの一つです。 基本仕様 構造・規模: 鉄骨造(コンクリート充填工法)、地上10階地下1階竣工: 2008年8月31日天井高: 2,400mm(梁なし)所在地: 東京都中央区日本橋堀留町1丁目9番11号 [ 地図を表示 ] 運用設備 空調・床: ガス個別空調方式、OAフロア、タイルカーペット仕様エレベーター: 15人乗り2基(内1基は車椅子対応)駐輪場: 無 安心・利便 駐車場: 機械式32台(大型車対応:5,300L×2,050W×1,550H×2,300kg)警備: 24時間機械警備(警備カード・静脈認証装置) 当物件の空調には高効率のGHP(ガスヒートポンプ)を採用しています。電気空調比でランニングコストを大幅に削減できる上、CO2排出量も低く抑えられます。また、空調は2系統12台で4台ごとの個別調節が可能であり、快適なオフィス環境と節約を両立させています。本物件は、立地や設備だけでなく、入居企業が快適に働ける環境づくりを重視して開発しました。今後も適切な管理と設備更新を行いながら、長く選ばれるビルであり続けられるよう取り組んでまいります。NEWS日本橋堀留を含む最新の募集物件一覧は、オフィス物件検索ページよりご確認いただけます。あわせて読みたい: [ 東京都内の募集オフィス一覧はこちら ] 【無料】オフィス移転・物件探しのご相談はこちら 執筆者紹介 株式会社スペースライブラリ プロパティマネジメントチーム 藤岡 涼 入社以来20年以上にわたり、東京23区のオフィスビルを中心にプロパティマネジメント・リーシング・建物管理を担当。 年間多数の交渉やトラブル対応経験を活かし、現場目線に立った迅速かつ的確な提案を通じて、オーナー様とテナント様双方の満足度向上に努めています。 2026年7月2日執筆

OAフロアの選び方完全ガイド|種類・耐荷重・配線・安全性まで解説

オフィスビルにおいて、OAフロアは配線機能やレイアウト自由度を左右する重要な設備です。しかし「どの種類を選ぶべきか」「耐荷重はどこまで必要か」の判断は簡単ではありません。特に、都心中小ビルではテナント属性や運用方針で最適仕様が変わります。そこで本コラムでは構造の違いや耐荷重、用途に応じた選び方を分かりやすく解説します。どんな人向け?- オフィスのリノベーションを検討中のビルオーナー様- テナントからの配線・重量物への要望に悩む管理会社様- 安価なOAフロアで済ませてよいか迷うビル経営者様本コラムのポイント-「溝構法」「支柱分離型」「支柱一体型」の違いとメリット・注意点- 失敗しない耐荷重(JAFA規格)の選び方と「ヘビーデューティーゾーン」の考え方- 既存ビル改修で見落とせない「天井高・床荷重・段差」の確認ポイント結論価格や数値だけで選ぶと後悔します。ビルの運営方針と物理的条件を照らし合わせ、最適なバランスの仕様を導き出すことが重要です。 目次OAフロアとは何か導入によるメリットOAフロアの種類と特徴性能比較と選定のポイント既存ビル改修で見落とせない「物理的制約」まとめ:適した仕様の選び方 OAフロアとは何か OAフロア(オフィス・オートメーション・フロア)とは、本来の床の上に配線用空間を設け、その上に床材を設置する二重床構造のことです。フリーアクセスフロアとも呼ばれ、パソコンやLANケーブル、電話線などの配線を床下へ収納できます。現在ではオフィスビルを中心に広く採用されており、テナントが働きやすい環境を整えるための標準設備の一つになっています。オーナー目線で見ると、OAフロアは単なる内装設備ではありません。テナントの生産性向上、入居後の使いやすさ、将来的なレイアウト変更への対応力に関わる設備であり、物件の競争力にも影響する要素です。 導入によるメリット OAフロアの導入には、以下のようなメリットがあります。配線を床下へ収納できるレイアウト変更へ対応しやすい配線露出を減らし安全性を高めやすい断線リスクを低減しやすいオフィスの美観を維持しやすい特に近年は、テナントごとに働き方やレイアウト要件が異なるため「将来的な変更へどこまで対応しやすいか」という視点も重要になっています。また、内覧時にもOAフロアが整備されていることで、テナント募集上の評価につながる場合があります。 OAフロアの種類と特徴 OAフロアは、構造によって大きく3種類に分類されます。それぞれの特性を理解し、物件の運営方針に合わせて選定を行う必要があります。 種類特徴向いているケース留意点溝構法床上げ部分に配線溝を設け、カバーで覆う重量物が多いオフィス長期運用ビル高品質物件配線管理は容易だが、床高調整に物理的な制約があるパネル構法(支柱分離型) パネルと支柱が独立しており、床下空間が広いIT系オフィス配線変更が多い物件大容量配線に強みがある一方、施工コストが高くなるパネル構法(支柱一体型)パネルと支柱が一体化施工が容易コスト重視の改修一般的なオフィス導入コストは低いが、耐久性にバラつきがあり、床鳴りや沈みのリスクがある 性能比較と選定のポイント OAフロアは見た目だけでは判断できません。特に重要なのが耐荷重と安全性の考え方です。 耐荷重の正しい捉え方 JAFA規格(OAフロア業界団体「JAFA」が定める性能評価基準)に基づき、耐荷重は2000N〜5000Nで設定されています。JAFA規格の中でも耐荷重性能は重要な評価項目の一つですが、数値だけで一律に判断してはいけません。例えば、一般オフィスとサーバー機器などの重量物を多く設置するオフィスでは、求められる性能が異なります。【一般オフィス】以下のようなケースが多く、用途に応じた選定が必要です。溝構法・支柱分離型:3000N以上支柱一体型:2000~3000N程度【重量物を多く設置するオフィス】書庫やサーバーラックなど重量物を設置する場合は、貸室全体を高耐荷重仕様にするのではなく、必要な範囲のみを補強する「ヘビーデューティーゾーン」の考え方が採用されるケースもあります。 配線と安全管理 床下は電源線と通信線が混在するため、火災や通信障害のリスクが潜んでいます。混触防止: 電源線と通信線を物理的に分離し、ノイズ対策を講じること絶縁処理: 鋭利な箇所での被覆損傷を防ぐこと特にIT系テナント誘致を目指す場合、この安全性と通信安定性は入居後のクレームを防止する防波堤となります。設計段階で配線ルートを厳格に管理することが不可欠です。本コラムで解説した床設備の安全性は、ビル運営のごく一部です。OAフロアだけでなく、ビル全体の価値向上を目指す方はこちらのコラムもご覧ください。あわせて読みたい: [ オフィスビル設計で失敗しないための5つの実務視点|市場で「勝てるビル」をつくるために ] 安全性・耐久性 OAフロアは日常利用だけでなく、耐震性・耐火性・耐久性も重要です。一般的には、以下のような特徴があります。溝構法:総合性能が高い支柱分離型:バランス型支柱一体型:軽量だが耐久性に差が出やすいただし、実際には製品ごとの差も大きいため、個別確認が重要になります。特に樹脂系の簡易型OAフロアでは、材質や製品仕様によって性能差が出るため、採用前にカタログだけでなく実際のサンプルを確認する必要があります。 既存ビル改修で見落とせない「物理的制約」 OAフロアは製品性能だけでなく、建物条件や施工条件にも影響を受けます。特に既存ビルでは希望する仕様が必ずしも採用できるとは限りません。そのため、改修を検討する際は以下のポイントを事前に確認することが重要です。 建物荷重 OAフロアの構造によって重量は異なります。溝構法:中程度の重量支柱分離型:重量が増えやすい支柱一体型:比較的軽量そのため、既存ビルでは建物側の床荷重や構造耐力を確認する必要があります。特に支柱分離型を採用する場合は、専門家による検証が必要になるケースもあります。 天井高と段差・建具との取り合い OAフロアを設置すると床が上がるため、有効天井高が低下します。特に中小規模オフィスビルでは床高を上げすぎることで閉塞感が生じたり、募集競争力に影響したりする場合があります。また、出入口や廊下との接続部分では段差が発生することがあります。既存建具や設備との取り合いによっては追加工事が必要になるケースもあるため、バリアフリーや動線への影響も含めて確認が必要です。これらの条件を十分に確認せずに工事を進めると、施工後に使い勝手やテナント満足度へ影響する可能性があります。既存ビルでは製品性能だけでなく、建物条件との適合性もあわせて検討することが重要です。 まとめ:適した仕様の選び方 OAフロア選定の正解は「そのビルの運営方針と物理的条件の調和」にあります。高性能であれば良いわけではなく、安価な製品が正解とも限りません。投資対効果を考える際は、想定テナント属性とビルの運営方針を照らし合わせながら判断することが重要です。一般オフィス2000〜3000N程度の仕様が一般的です。コストと機能のバランスを重視した選定が求められます。IT・サーバー系オフィス3000N以上を検討するケースがあります。そのため、大容量配線への対応力に加え、機器排熱や空調効率も考慮した設計が必要です。長期運用ビル耐久性と更新性を重視した仕様が適しています。将来的なメンテナンスコストまで見据えた判断が重要です。また、仕様を検討する際は、以下のような視点も欠かせません。テナント属性に応じた配線容量を確保する将来のレイアウト変更や保守コストも考慮する建物の構造耐力と整合する仕様を選ぶOAフロアは配線を床下に納めるための設備であると同時に、テナントの使いやすさや安全性、将来のリーシング力にも関わる重要な仕様です。場当たり的な選定ではなく、中長期的な運営方針を踏まえて検討することが、物件価値の維持・向上につながります。OAフロアの選定をはじめとする設備投資は、あくまでビル経営の一部です。資産価値の最大化には、それを適切に運用するプロフェッショナルとの連携も不可欠です。あわせて読みたい: [ オフィスビルのPM(プロパティマネジメント)会社見直し ] 【無料】オフィス仕様の見直し相談はこちら 執筆者紹介 株式会社スペースライブラリ プロパティマネジメントチーム 藤岡 涼 入社以来20年以上にわたり、東京23区のオフィスビルを中心にプロパティマネジメント・リーシング・建物管理を担当。 年間多数の交渉やトラブル対応経験を活かし、現場目線に立った迅速かつ的確な提案を通じて、オーナー様とテナント様双方の満足度向上に努めています。 2026年6月18日執筆
 
 
 
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