両国駅周辺のオフィス・貸事務所の特徴と賃料相場|不動産会社が解説
皆さん、こんにちは。
株式会社スペースライブラリの藤岡です。
この記事は両国駅周辺のオフィス・貸事務所賃料相場についてまとめたもので、2026年2月5日に執筆しています。
少しでも皆さんのお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
両国駅周辺の特徴とトレンド
両国駅は、JR総武線と都営大江戸線の2路線が利用可能なターミナル性を備えています。総武線を利用すれば秋葉原駅まで約5分、御茶ノ水・新宿方面へのアクセスも比較的スムーズで、都心東側エリアへの移動利便性が確保されています。また、大江戸線を活用することで、汐留・六本木方面へも乗り換えなしでアクセスできます。
立地としては、千代田区・中央区と隣接する墨田区の西端に位置し、日本橋・神田・秋葉原といった既存の業務集積エリアに近接しています。一方で、山手線内側と比較すると賃料水準は抑えられており、コストと立地のバランスを重視する企業にとって検討対象となりやすいエリアです。
両国周辺のオフィスビルは、中小規模の事務所ビルが中心で、築年数がやや経過した物件が多く見られます。大規模な再開発によるオフィス街というよりは、従来から事務所用途を主体とする建物が段階的に集積してきたエリアといえます。駅周辺から清澄通り、蔵前橋通り沿いにかけて、中小規模のオフィスビルが連続的に立地しています。
周辺環境としては、駅前から国技館通り沿いを中心に飲食店やコンビニが集積しており、日常的な業務利用に必要な機能は一通り揃っています。派手な商業エリアではありませんが、伝統的な下町エリアらしい落ち着いた街並みが広がっており、来客対応や従業員の就業環境という点では安定感のある立地といえます。近年は、周辺エリアと同様に既存ビルのリニューアルや用途転換が進み、空調・照明・共用部などの設備を刷新した事務所物件も徐々に見られるようになっています。
両国駅周辺の入居企業の傾向
両国駅周辺では、従来から卸売業、製造業関連の営業拠点、建設・設備関連企業、士業事務所などが多く入居してきました。特に、神田・日本橋方面と近接している立地特性から、バックオフィス機能として利用されるケースが目立ちます。
近年では、IT関連の小規模事業者や、デザイン・コンテンツ制作などのクリエイティブ系企業が、比較的コンパクトな区画を中心に進出する動きも見られます。大規模なスタートアップ集積地という位置付けではありませんが、初期コストを抑えつつ都心アクセスを確保したい企業にとって、現実的な選択肢として検討される傾向があります。
このエリアが選ばれる理由としては、第一に賃料水準が都心主要駅と比べて落ち着いている点が挙げられます。加えて、JR・地下鉄の双方が利用可能で、取引先訪問や通勤面で一定の利便性を確保できる点も評価されています。街の雰囲気についても、過度に商業化されておらず、業務に集中しやすい環境であることが、長期的な事務所利用につながっている要因と考えられます。
両国駅周辺のオフィス・貸事務所の賃料相場
| 面積 | 賃料下限 | 賃料上限 |
|---|---|---|
| 20~50坪 | 約12,000円 | 約14,000円 |
| 50~100坪 | 約12,000円 | 約16,000円 |
| 100~200坪 | - | - |
| 200坪以上 | - | - |
※募集物件のデータが少ない場合は空欄としています。
※法人登記できる実際のオフィスのみを対象としており、バーチャルオフィスは含めていません。
※調査は当社が把握している物件情報を対象としておりますが、把握していない物件もあることから正確性を担保するものではありません。
※賃料はおおよその目安として掲載しております。賃料下限の物件は、築年数が古く設備も古いケースが多い傾向があります。
※飛び抜けて安い、あるいは飛びぬけて高いハイグレード物件の情報は省いています。
両国駅周辺で募集中のオフィス・貸事務所の一例

ご希望条件をお伝えいただければ、当社の担当よりオフィス・貸事務所のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
両国駅周辺で募集中のオフィス・貸事務所をお探しの企業様、両国駅周辺で安定したビル経営を望まれているビルオーナー様は、こちらよりお気軽にご相談ください。
執筆者紹介
株式会社スペースライブラリ
プロパティマネジメントチーム
藤岡 涼
入社以来20年以上にわたり、東京23区のオフィスビルを中心にプロパティマネジメント・リーシング・建物管理を担当。
年間多数の交渉やトラブル対応経験を活かし、現場目線に立った迅速かつ的確な提案を通じて、オーナー様とテナント様双方の満足度向上に努めています。
2026年2月5日執筆