大塚駅周辺のオフィス・貸事務所の特徴と賃料相場|不動産会社が解説

皆さん、こんにちは。
株式会社スペースライブラリの藤岡です。
この記事は大塚駅周辺のオフィス・貸事務所賃料相場についてまとめたもので、2025年10月9日に執筆しています。
少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
大塚駅周辺の特徴とトレンド
JR山手線のみが利用できる大塚駅ですが、池袋駅や新宿駅といった主要ビジネスエリアへ短時間で移動できる交通利便性が高いエリアです。
2009年の駅再開発により南北の駅前エリアがデッキで接続され、駅を中心とした各方面への歩行者導線も大きく改善されています。
徒歩圏の東京メトロ丸ノ内線「新大塚」からは大手町・銀座方面へ直通でき、駅前には東京さくらトラム(都電荒川線)「大塚駅前」もあります。都電は都内でも数少ない路面電車で、下町方面への移動手段が広がります。
駅周辺には飲食店が豊富で、2018年開業の「東京大塚のれん街」には昭和レトロな雰囲気の居酒屋など10以上の飲食店が集結しており、グッドデザイン賞2022も受賞した新名所となっています。
南口側の駅ビル「アトレヴィ大塚」には多彩な店舗が入居している他、周辺にはコンビニエンスストアも複数あることから、日常の買い物にも便利です。
近年の再開発により大塚駅周辺に新築オフィスビルや商業施設が増加しており、エリアの魅力向上につながっています。
池袋駅の隣に位置しながら、池袋に比べ割安なコストパフォーマンスの高いエリアである上に、静かで働きやすい街並みと交通利便性を兼ね備えているため、オフィス需要が高く、供給数が少ないこともあって空室は少ない傾向にあります。
大塚駅周辺の入居企業の傾向
入居企業の業種としてはIT企業やスタートアップが目立ち、コンパクトなオフィス需要が高い傾向があります。
供給されている貸事務所は中小規模向けが中心のためテナント企業の規模も比較的小さく、ベンチャー企業や中堅企業の支社・支店などの集積地にもなっています。
近年はシェアオフィスやインキュベーション施設の進出も見られ、個人事業主から新興企業まで多様なプレイヤーが活動しやすい環境が整っているエリアです。
大塚駅周辺のオフィス・貸事務所の賃料相場
大塚駅周辺のオフィス・貸事務所の賃料相場は次の通りです。
賃料下限 | 賃料上限 | |
20~50坪 | 約13,000円 | 約17,000円 |
50~100坪 | 約13,000円 | 約17,000円 |
100~200坪 | 約13,000円 | - |
200坪以上 | - | - |
※募集物件のデータが少ない場合は空欄としています。
※法人登記できる実際のオフィスのみを対象としており、バーチャルオフィスは含めていません。
※調査は当社が把握している物件情報を対象としておりますが、把握していない物件もあることから正確性を担保するものではありません。
※賃料はおおよその目安として掲載しております。賃料下限の物件は、築年数が古く設備も古いケースが多い傾向があります。
※飛びぬけて安い、あるいは飛びぬけて高いハイグレード物件の情報は省いています。
大塚駅周辺で募集中のオフィス・貸事務所の一例
ご希望条件をお伝えいただければ、当社の担当よりオフィス・貸事務所のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
Webサイトには公開されていない物件情報も存在します。お気軽にご相談ください。
大塚駅周辺で募集中のオフィス・貸事務所をお探しの企業様、大塚駅周辺で安定したビル経営を望まれているビルオーナー様は、こちらよりお気軽にご相談ください。
執筆者紹介
株式会社スペースライブラリ
プロパティマネジメントチーム
藤岡 涼
入社以来20年以上にわたり、東京23区のオフィスビルを中心にプロパティマネジメント・リーシング・建物管理を担当。
年間多数の交渉やトラブル対応経験を活かし、現場目線に立った迅速かつ的確な提案を通じて、オーナー様とテナント様双方の満足度向上に努めています。
2025年10月9日執筆
